・2022年8月27日(土曜日) 午後の診察は休診予定
・2022年8月28日(日) 休診予定
★スタッフ募集 (現在は行っていません)
★新型コロナウイルス感染症対策として、
1.身体的距離の確保(十分な換気、二酸化炭素モニター、待合室待機人数制限、パーテーション設置、受付の飛沫防止パネルなど)
2.マスクの着用 (病院スタッフおよび患者さまにマスクの徹底)
3.手洗い消毒(病院入口に訪問者用の手指消毒液設置) 等を徹底しています。
当院は、心臓病疾患を中心として全科の小動物診療を行っています。最近、特に多いのが十分な検査もなく心臓病と診断されて薬を処方されている動物です。あなたの大切な動物はどうですか?
驚くことに、セカンドオピニオンで来院される方で最も多いのは、心臓病ではないのに投薬治療をされている動物です(近隣では一部の施設に集中しています)。
つぎに、投薬治療がまだ必要ではない段階での心臓病にもかかわらず、長期にわたり複数の薬剤を投与されている気の毒な動物です(咳が治らないので、再検査もなく利尿薬などの追加をされる例が多い)。心臓病=僧帽弁閉鎖不全症(慢性弁膜性疾患)ではありません。
心臓病には、慢性の弁膜性疾患の他にも、先天性の短絡性または狭窄性疾患や、心筋疾患、心臓腫瘍、心膜疾患、不整脈など様々ありますので、慎重な診断が必要になります。
セカンドオピニオンでいらっしゃる心臓病以外の病気(疾患)として、
・会陰ヘルニア手術再発例 & 手術してもすぐに再発すると予言された例、股関節脱臼の手術 (過去最軽量は2.25kgの犬で、低侵襲で大腿骨頭靭帯の再建可能)、各種ホルモン失調コントロール不調(副腎、甲状腺など)、高齢動物の麻酔下での治療(年齢により断られた例)などなど
その他にも、十分な検査なしで開始された慢性腎臓病の治療や、肝臓腫瘍、胆道疾患(胆泥貯留、胆嚢粘液嚢腫、胆管炎など)など、かかりつけ医で今後の治療方針を示されないで薬だけをもらっている人は少なくありません。治療が困難な病気はありますが、治るものもあります。治らなくても痛み(不安)の緩和をしながら、少しでも長く一緒に居られる手段を考えることはできます。
後悔したくない方、諦めきれない方は勇気を出して早めにご来院ください !